マリカー訴訟

都内を中心に公道上で見かける，マリオカートの実写版のような光景。外国人観光客に人気のようですが， 任天堂とは無関係の会社が運営しており，裁判になっていました。

知財高裁は，東京地裁に引き続いて，不正競争行為・著作権侵害に当たると認定し，賠償額を5000万円に引き上げました。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200129-00010710-bengocom-soci

（2020年12月25日追記）

これで公道マリオカートは終わりとなるのか，注視していましたが，最高裁がレンタル会社側の上告を退け，任天堂側の勝訴が確定しました。これにより，レンタル会社は「マリカー」の標章使用が禁止され，キャラクターの衣装の貸し出しも禁止されます。知財高裁の段階で賠償額が引き上げられたことで，今後レンタル会社が禁止事項を破った場合の損害賠償額も，それに従って高額になることが予想されます。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201225/k10012784791000.html